靭帯の役割②扁平足をどう直すか
前項で靭帯の構造についてまとめました。
ここでトピックにしておきたいのが扁平足です。
扁平足は、土踏まずが落ち込み、床とのスペースが狭くなっている状態です。
簡便なチェックとして、
・土踏まずに指を入れて第一関節まで入るスペースがあるか
・後ろからアキレス腱を見て、ラインがまっすぐ縦に伸びているか
・踵の骨が左右に歪まずに、まっすぐふくらはぎの中央にあるか
などがあります。
本来土踏まずは、足のバネの役割を果たしているため、扁平足な状態はこのバネを使うことができず、非効率的な状態です。
現在では、下肢のアライメント不良から扁平足が起こることもあります。(以下参照)
もし足周辺の靭帯が緩んでしまい、留め具がない状態なのであれば、インソール(靴の中に入れる中敷)やテーピング等で関節の位置を安定させる必要があります。
改めて、靭帯の大切さがわかりますね。
Coach Y