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そうだね、筋肉だね③筋肥大のメカニズム

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それでは改めて、筋肉が太くなるメカニズムに関して、解説して行きます。

 

 ①微細な筋繊維の損傷

 ②強い筋発揮を経験させる

 ③筋肉内の環境を悪化させる

 

①は、今や筋肥大のメカニズムで一番有名ではないでしょうか?

レーニング等で筋繊維が小さく損傷すると、体は「次に同じストレスが掛かった時に耐えられるよう、今よりも強くしておかなければ」と、元の強度よりも強い組織を作ろうとします。これが超回復とよばれるものです。

 

これを狙って、トレーニングの際に筋肉が伸ばされながら使われる局面(伸張性、あるいはエキセントリックなどと呼ばれます。スクワットなら下がっていく時間のことです)をゆっくりじっくり行い、筋損傷を狙うという方法が一般的になりました。

 

ですが、エキセントリックな局面がなくても筋肥大は十分に起こり得ます。

例えば自転車競技自転車競技はランニングと違ってエキセントリックに筋肉が活動する瞬間がありません。水泳も同じです。

しかし双方の競技者は相当な筋肉を持っていますよね。そこで大切になるのが②と③です。

 

筋肉に強い力が加わったり、筋肉内に疲労物質が溜まると、上記と同じように「より強くなって同じストレスに耐えられるようにしておかなければ」と筋肥大を起こすと言われています。

なので、単純に重い重りを持つだけでも十分に筋肥大は行われるのです。

 

ちなみに、一時期ブームとなったスロトレは、長時間筋肉を使い続けることで筋肉内に疲労物質を溜め込むことが目的なのだと思います。

加圧トレーニングも同類かと思います。それにより成長ホルモンなどの分泌を促すというメカニズムを利用しています。

 

Coach Y