Boys Be Functional

動きやすく、痛めにくい身体作りを、世界中の誰よりも分かりやすく。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

そうだね、筋肉だね①筋肉の構造

さてここからは、筋肉について一つずつまとめていきます。 これは自論でもありますが、筋肉を学ぶ際に、名前や付着部を一つひとつ覚えていくのは果てしなく大変です。 人の体には多くの筋肉があり、トレーナーを志す人も多くはここで挫折します。 なのでこの…

靭帯の役割②扁平足をどう直すか

前項で靭帯の構造についてまとめました。 ここでトピックにしておきたいのが扁平足です。 扁平足は、土踏まずが落ち込み、床とのスペースが狭くなっている状態です。 簡便なチェックとして、 ・土踏まずに指を入れて第一関節まで入るスペースがあるか ・後ろ…

靭帯の役割①

では次に、骨と骨をつなぐ靭帯について解説して行きます。 良くニュースでも、「◯◯選手、△△靭帯損傷」などと見出しが出ることがあります。 ※「三角(さんかく)靭帯」という靭帯も存在します。) 靭帯は基本的に大きく伸び縮みせず、関節がおかしな方向に曲が…

関節物語⑤天使の羽

この項で最後にお伝えするのは、肩甲骨です。 まずは肩甲骨を含めた、肩の構造をサクッと解説します。 肩甲骨は肋骨の後ろに張り付いており、肋骨の上を滑るように動きます。この肋骨と肩甲骨の関係を肩甲胸郭関節と呼ばれています。 また、私たちの二の腕の…

関節物語④体は関節で繋がっている

前項では姿勢についてまとめました。 今回は、関節同士のつながりについてまとめます。 体には多くの関節が存在しますが、一つの関節の問題が、隣接する他の関節にまで影響を及ぼすことがあります。 下の図をご覧下さい。 関節同士の関係性をわかりやすく説…

関節物語③正しい姿勢がなぜ必要か

前回はモビリティとスタビリティについてまとめました。 今回は「姿勢」との関連についてです。 まず、コンセプトの共有から。あなたはどちらのスタンスですか? ①姿勢を正してから、動作を改善すべき ②動作を改善する過程で、姿勢も改善されていく 我々は②…

関節物語②モビリティとスタビリティを理解する

では前項で触れたモビリティとスタビリティについてです。 今ではかなり公用語となりつつありますが、それぞれの関節には2つの能力が必要となります。 動かす能力(Mobile+ability=Mobility) 安定させる能力(Stable+ability=Stability) 以前までは、…

関節物語①関節はそれぞれ役割が違う

今回は関節についてまとめます。 前項の通り、骨と骨を繋ぐのが関節です。 関節は靭帯によって守られ、基本的には筋肉によって動かされます。(「基本的には」と言うのがミソです) まずは関節には色々な種類があります。 膝や肘のように、曲げ伸ばししかで…

骨は硬いもの

では更に根本から動き作りを理解して行きましょう。 まず私達の体を語る上での基盤になるのは「骨」です。 私達が歩いたり走ったり動く際に、実際に動いているのは「骨」です。 骨を動かすのが筋肉であり、その筋肉を動かすのが神経なのです。 (加えて言う…

動ける身体作りで考慮すべきこと

では話を戻し、どのようなトレーニングが、動ける身体に必要なのでしょうか? まず、通常のトレーニングは特定の筋肉を単品で使うことが多いのに対し、動ける身体作りでは「動作に対して複数の筋肉を参加させる」ことが大切です。 具体的には、以下のような…